Itsukushima Perry

Guitarists in the growth period to the development period成長期から発展期のギタリスト<

前述「記事メニュー」の「萌芽期-成長期のギタリスト」序文、日本の成長は、朝鮮戦争[*1950年6月-1953年休戦]から高度経済成長期[*1950年代半ばから1970年代初頭]にかけて非常に顕著であり、戦争後、日本はアメリカの援助を受け経済復興を進め、特に1950年代後半から1960年代にかけて急速な成長を遂げました。
[*1]日本は「高度経済成長期」と呼ばれる時代に突入し、政府はインフラ整備や教育の充実に力を入れ、工業化・技術革新を進めて経済の基盤を強化しました。
また、輸出主導型の経済政策を採用し、日本製品の品質向上と生産性の向上に努めた結果、日本は世界第二位の経済大国となり、国民の生活水準も大幅に向上します。
社会情勢が安定期に入ると、大衆に精神的な安定の兆しが見えると、人々の欲求は娯楽を求め、教養に目が向けられた。

1950年代から一流の音楽家が続々と来日し、音楽文化が大衆に紹介・啓蒙されていきました。

高度経済成長期(1950年代後半から1970年代初頭)のクラシック音楽の動向は、日本国内外で多様な発展を遂げています。
日本は急速な経済成長とともに、文化的な多様性が増し、クラシック音楽もその一環として進化しています。

<高度経済成長期のクラシック音楽動向>

[西洋音楽の影響]: 高度経済成長期には、西洋のクラシック音楽が日本に大きな影響を与えました。
特に、ヨーロッパの作曲家たちの作品が日本で広く演奏され、学校の音楽教育でも取り入れられました。

[日本の作曲家]: この時期には、日本の作曲家たちも活躍し、独自の作品を作り出しました。
例えば、黛敏郎や武満徹などが挙げられます。彼らは西洋のクラシック音楽の技法を取り入れつつ、日本の伝統音楽と融合させた作品を作りました。
オーケストラとコンサートホールの発展: 高度経済成長期には、オーケストラやコンサートホールの数が増加し、クラシック音楽の演奏機会が増えました。
これにより、一般市民もクラシック音楽に触れる機会が増えました。

<高度経済成長期のマスメディア動向>

[テレビとラジオの普及]: 高度経済成長期には、テレビとラジオの普及が進み、クラシック音楽の演奏やコンサートの模様がテレビやラジオで放送されるようになり、より多くの人々がクラシック音楽に触れることができるようになりました。


1967-NHK教育テレビ-ギター教室-小倉俊

1967年 NHK教育テレビ 『ギター教室』小倉俊


[音楽雑誌の増加]: 音楽雑誌も増加し、クラシック音楽に関する情報や評論が広く発信されるようになり、クラシック音楽に対する関心が高まった時期です。
[レコードの普及]: レコードの普及により、クラシック音楽の録音が一般家庭にも普及しました。これにより、クラシック音楽を自宅で楽しむことができるようになりました。
クラシック音楽とマスメディアの相互作用が進んで、日本の音楽文化に大きな影響を与えたと考えられます。

[*参考文献]:[*1][*2]尚美学園大学芸術情報学部紀要 第4号 クラシック音楽文化需要の変遷 皆川弘至 P.107






参考に、外来演奏家の公演 (非常に多いので抜粋しています)リストで判断願います。
[*2:このページの最下段に掲載]





NHK教育テレビ「ギター教室」・「ギターをひこう」

小原安正-NHK-ギター教室

1969年 NHK教育テレビ 『ギター教室』小原安正
[挿画出典]:1984年6月2日 小原安正古希記念コンサート「想い出のひとこま」より

NHK教育テレビ「ギター教室」の歴代講師

[*参照]:NHKアーカイブズより
[*挿画]:NHK出版 日本放送協会

NHKギター教室 阿部保夫 NHKギター教室 小倉俊 NHKギター教室 京本輔矩 NHKギター教室 奥田紘正



その後NHKでは「ギターをひこう」で名称を変えスタート。
1973.4月~1983.3月。教育午後6時台の30分番組。
講師も阿部保夫,荘村清志、渡辺範彦、芳志戸幹夫、鈴木巌、アントニオ古賀、小原聖子、松田晃演、阿部恭士、など、

NHK教育テレビ「ギターをひこう」の歴代講師



NHK教育テレビ「ギターをひこう」

NHK教育テレビ「ギターをひこう」

NHK教育テレビ「ギターをひこう」

NHK-ギターをひこう-ソノシート教材

NHK-ギターをひこう-ソノシート教材

番組と連動したNHKテキストが毎月発行されており、一部の号にはソノシート(薄型レコード)が添付されていたことが、オークション出品物などから確認できます。
これにより、視聴者は放送内容を復習したり、演奏例を聴きながら練習できるようになっていました。





[※] 全国主要ギター教授者総覧 1960年  日本地図で見る
[*抜粋]Digital Guitar Archive:1960「ギターの友」PDF



GUITAR

このページの紹介ギタリスト :
幕田慶司 鈴木 巌 石月一匡 松田晃演(二郎)
中川信隆 宇田川禎一 北村峰雄 高木 孝

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幕田(阿部)慶司 keiji Makuta

幕田慶司
幕田(阿部)慶司(1960年頃)

・1930年 宮城県石巻市に生まれる。

12歳のころより兄阿部保夫についてギターを学び、後に菅ノ又信太郎氏について音楽理論を学ぶ。
・1948年 旧制第2高等学校に入学。
・1949年 第1回リサイタルを仙台で行う。
・1951年 東北大学医学部に入学、同年以降ギター独奏者として仙台中央放送局よりたびたび全国中継にて放送を行う。
・1951年 阿部慶司第1回ギター独奏会:於 仙台商工会議所
・1954年3月17日 阿部慶司ギター独奏 ラジオ JOHK
曲目はジュリアーニ作品15番ソナタの第一楽疫。パッハ作セゴヴィア編ドープ)レ,スペイン民謡L愛のロマンス(映画L禁じられた遊ひ'l及L血と砂1のテーマ) ・1956年 東北大学医学部大学院に入学。医学研究のため演奏活動を中止する。
・1960年 大学院を卒業、医学博士となり、今日に至る。

リュート曲のギターへの編曲多数あり。
論文:「リュートの歩んだ道」「エリザベス朝のリュート音楽」など。


アニドの公開レッスンを顧みて阿部慶司(仙台)
『この度、特に私が、安達右ー氏と共にアルモニアから派遣されて、アニド女史の公開レッスンを受けることが出来たのは、非常に光栄なことで、又私の長く忘れることの出来ない思出となりました。
レツスンは 5月23日 1時より四谷の写真文化協会で行われ、受講者は六名で、内三名は希望曲、他の三名は基礎技巧についてでした、傍聴者は三十人位でした。

先づ北沢氏の「グラナダ」ですが、楽譜の間違いを沢山指摘されました。
これは前に北沢氏の先生である奥田紘正氏と私の兄(阿部保夫)とがタルレガの編曲と原譜との相違について話し合つた事があり 、そういう点を指摘されたものと思いますが、タルレガの編曲を、しかもそのまま弾いてどうしていけないのか説明のなかったのは残念でしたが、とにかく編曲ものを弾く場合は一応原譜を参考にする必要があると思います。

その他ハーモニックの音は不完全になり易いからプリッヂの近くで出す事、低音の場合は拇指もアポヤンドを用い弾絃と同時に左指を絃から離す事、旋律は出来るだけ浮かせる事などの注意がありました。

次に私はアルベニスの「朱色の塔」を弾きましたが、1、2ケ所音の間違いと 、フォルテはプリツヂの近くでピアノは指板に近い方で弾いた方がよいとの注意を受けました。
私としてはもっと総括的に表現やフレージング等の問題について批評をして欲しかつたのですが、こ 1の点については受講者や傍聴のギターリスト諸兄も同感のようでした。

次に安達氏が「アメリアの誓い」とタルレガの「マリエッタ」を演奏しましたが特に、すべてのメロデーをアポヤンドで弾く事を要望されました。
この点については傍聴の或ギターリストは「要はその曲を如何に音楽的に表現するかにあり 、その為にはアポヤンドを用いてもアルアイレを用いてもよいのではないか」との意見であり 、私の兄は「練習の為には当然アポヤンドを用いるぺきであり、又曲の場合にも一応原則としては妥当である がそれを使い分ける事に依り一層効果の上る場合がある」との意見でした。

次に基礎技巧についてですが、人見氏がギターの保持法と姿勢について質問しました。
これは当然誰れもが知つて居る事ですが有意義な事であると思いました。

その他アルペジオは指の練習の為にはすぺての指使いを逆にして弾く事、又和音を弾く場合は右手を下方にずらした方がよいとの事でした。

しかしセゴピアの演奏を聴いた人の話ではセゴピアは全然手を動かさず、又指の動いて居るのも判らない位で、ffもppも自在に出して居たとの蔀でした。
これば外国出版の教本にもその様な注釈はなく 、アニド独特のものであるかどうか、強いて真似する必要はないと思いますが、手に流動性を持たせる事は表現、演奏スタイル等より一考する要はあるでしょう。

又弾弦の際は手をはずませない事。 各指に独立性を与へる事がタルレガの方法であり、その為には右指の色々な組合せでスケールを練習すべきであり、特に amim、の指使いでスケールを練習するのがよいとの事でした。
この指使いは私の見た範囲では教本に書いてありませんが、兄が以前からこの方法を考え、私もそれを練習して来ましたがア ニドと偶然にも一致して居りました。
その他トレモロも通常の弾弦と同様手をはづませない事等の注意がありました。
これらの諸点については私の勉強過程をはっきり裏付けられ愉快に感じました。
総じてこれらの基礎技巧は当然誰れもが知つて居り、実際その通り出来なければならない程度の事でした。』


鈴木 巌 Iwao Suzuki

鈴木 巌
鈴木 巌

鈴木 巌 Iwao Suzuki (1932年-2019年)

  • 1932年6月25日 東京に生まれる。13歳よりギター独学。
  • 1952年 NHK新人オーディションに合格する。数回にわたりギター独奏を放送する。
  • 1955年 東京における第1回独奏会を開催する。以後毎年1回の定期独奏会を開き、地方公演を含む70回以上の独奏会を開催する。
  • 1956年 我が国における最初のギター協奏曲を自作自演する。
  • 1957年 モスクワ国際ギターコンクールで参加32か国・80人のうち第1位入賞を果たす。
    入賞者コンサートに法人として最初のチャイコフスキーホールのステージを踏む。
  • 1958年 舞踏劇”ある巨人の話”を作曲。以後、劇音楽、放送劇、テレビ等に多数の作曲と編曲がある。
  • 1961年 松本労音を初めとして、現在までに、東京、大阪、横浜等各地労音でリサイタルを開き、約100労音200回のリサイタル例会をもつ。
  • 1962年 東京における国際ギター会議で、に代表の一人として自作の”ギターと弦楽合奏のための幻想曲”を演奏。
  • 1964年 鈴木巌作曲”古典舞曲”に対し武井賞<毎年ギター曲に対して与えられる賞>を受賞。念平均50回以上のリサイタルと作曲・編曲指導に活躍。
  • 1967年 12月、ソ連政府の招きにより、訪ソ。モスクワ、レニングラードをはじめ9都市11回のリサイタルを開催。
  • 1968年 1月にポーランド政府にマネから、6都市11回、協奏曲を各都市オーケストラと共演。
  • 1968年11月10日 鈴木巌ギター独奏会 ヤマハホール
  • 1969年 12月に東フィルとの共演で”アランフェス協奏曲”を演奏。式:荒谷俊治。
  • 1970年 11月、ソ連政府の招きにより再度訪ソ。モスクワ、レニングラードをはじめ6都市において追加含む10回のリサイタルをノボシビルスク・フィルと共演し、”リュート協奏曲[ヴィヴァルディ]”を演奏した。指揮:カッツ。

  • 1976年12月8日 鈴木巌門下生発表会 東医健保会館
  • 2019年8月23日 永眠

著作にはカワイ楽譜より”ギター講座全5巻””鈴木巌ギター作品集””新しく編曲したギター・クラシック名曲第1”、またソ連メロディア社、日本ビクターにそれぞれ録音したレコードがある。

[*資料]
新しく編曲した「ギター・クラシック名曲集2」1971 by KAWAI-GAKUHU Co.,Ltd,Tokyo Japan


[*YouTube動画]
[配信元]:高木裕治 [Yuji Takagi]氏
1984年4月17日 原宿・SDA東京中央協会

■鈴木 巌ギターリサイタル=世界の舞曲を集めて 民族音楽の夕べ

石月一匡 Kazumasa Ishizuki

石月一匡
石月一匡

1933年-2003年

  • 1933年 長野市に生まれる。ギタリスト、ガンピスト、作曲家、編曲家。
  • 1950年 ギターを志し独学、同時に作曲を学ぶ。
  • 1954年 溝淵浩五郎氏、阿部保夫、オスカー・ギリアに師事。
  • 1957年 各地の放送局より独奏による放送を行う。
  • 1961年 ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス会員となり、リサイタルを行う。
  • 1961年に「ギター室内楽協会」を設立・主催、当時は世界的にもギターを用いた室内楽を演奏する楽団は珍しかった。
  • 1963年4月25日 石月一匡独奏会 (三木令子:バイオリン・村瀬忠義:チェロ) 東京
  • 1963年 定期演奏会を設け、一流弦楽器奏者との共演による第3回演奏会を行う。
    ハイドンの「リラ協奏曲」をはじめ、バロックから古典に至る協奏曲の編曲を手掛ける。
  • 1965年6月21日 「ギター室内楽協会」 第6回リサイタル 東京文化会館
  • 1966年 サロン・コンサートも新たに発足。
    これまでの編曲作品は20曲に及び協奏曲からトリオまで室内楽曲のレパートリーの拡大に貢献。
    独奏曲の編曲にも力を入れ、全音版「ギター名曲選集」では、バッハを取り上げている。
    最近朝日音楽サロンなどの演奏会で意欲的に古典室内楽曲を発表している。
ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス
1966年 ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス
  • 1969年2月4日 ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス 東京文化会館小ホール
    藤沢興祐・岡部匡美・大島洋子・石月一匡・浜田三彦・中川滋・深谷安定・小沢崇行・阿久津豊吉・川野辺安義
  • 1969年、オスカー・ギリアによるマスタークラスのコンクール最優秀賞を受賞。
  • 1969年11月17日 石月一匡門下ギターコンサート 安田生命ホール(東京)
  • 1970年2月25日 横浜交響楽団第251 回定期公演
    石月一匡 ギター協奏曲(へ長調)ハイドン編曲とギター (神奈川県立音楽堂(横浜))
  • 1983年には、ロココ音楽・古典派音楽の演奏を中心とする合奏団「ボーテン・デル・カンマムジーク」を組織した。
  • 2003年、東京で永眠。

ギターはヘルマン・ハウザー3世を愛用。
演奏活動では、ソロ以外にもギター室内楽を重点的に演奏し、数多くの作品を初演した。
それらには、ギター五重奏曲(M. カステルヌーヴォ=テデスコ作曲)、ギターオブリガード付き交響曲(ボッケリーニ作曲)、ギター協奏曲(ボッケリーニ作曲、カサド編曲)などが含まれる。

[*出版]
自作・編曲以外にも「ギター室内楽選集」(全音楽譜出版社)を始めとした室内楽譜が数多く、他にも好評を博した「ジュリアーニ・ギター名曲選」(全音)などがある。

1965年6月21日 ギター室内楽協会 第6回リサイタル

東京文化会館

TOKYO GUITAR CHAMBER MUSIC SOCIETY

[挿画/英語翻訳]:digitalguitararchive/GUITAR NEWS/Nov. / DEc., 1965/P.33



TOKYO GUITAR CHAMBER MUSIC SOCIETY

JOHN WILLIAMS and Julian Bream, who recently made their concert tours throughout Japan, have certainly made our guitarists more enthusiastic about the in strument.
It may sound a little odd, but both Mr.Williams and Mr. Bream gave our general audiences the impression that guitar concerts are not at all different from those of the piano or violin.
This has given great encouragement to young Japanese guitar players.
Mr. Kazumasa Ishizuki ,is one of them.
In order to study chamber music for gujtar a nd other instruments he organised the Tokyo Guitar Chamber Music Scciety, the only group to play guitar concerto and chamber music in Japan, in 1962.
Since then Mr. Ishizuki and other young guitarists havejointly given six recitals in Tokyo.

The sixth recital which was held a t Tokyo Metropolitan Cultural Concert Hall on June 21st was the most successful one. Mr. lshizuki and three other up and coming guitarists charmed not only the classical guitar fans but also the general audience with their brilliant skill and lovely tones.

By Mineru Nakada.



[東京]-ギター室内楽協会

ジョン・ウィリアムズ氏とジュリアン・ブリーム氏は、最近日本各地でコンサートツアーを行いましたが、彼らはギター奏者たちのギターへの情熱をさらに高めてくれました。少し奇妙に聞こえるかもしれませんが、ウィリアムズ氏とブリーム氏は共に、ギターコンサートはピアノやヴァイオリンと何ら変わらないという印象を聴衆に与えてくれました。これは日本の若いギター奏者たちに大きな励ましを与えています。
石月一匡氏もその一人です。
ギターやその他の楽器のための室内楽を学ぶため、彼は1962年[*註1]に日本で唯一ギター協奏曲と室内楽を演奏するグループである[東京]ギター室内楽協会を結成しました。
それ以来、石月氏をはじめとする若いギタリストたちは、東京で6回のリサイタルを開催しています。

6月21日に東京文化コンサートホール[*註2]で開催された第6回リサイタルは、大盛況のうちに幕を閉じました。
石月氏をはじめとする3名の気鋭ギタリストが、その卓越した演奏技術と美しい音色で、クラシックギターファンだけでなく、一般の聴衆も魅了しました。

[寄稿者]:Mineru Nakada.
[*註1]1961年のことと思われる
[*註2]東京文化会館

[挿画/英語翻訳]:digitalguitararchive/GUITAR NEWS/Nov. / DEc., 1965/P.33



1965年06月21日(月) ギター室内楽協会 第6回リサイタル プログラム

日時 1965年06月21日(月) 19:00 開演
会場 東京文化会館小ホール

曲目・演目
パガニーニ : ギターとヴァイオリンのための協奏風ソナタ
出演
【ギター】 藤沢 興祐
【ヴァイオリン】 三木 令子

曲目・演目
ヴィヴァルディ : ギター・ヴァイオリン・チェロのための三重奏曲 ハ長調
ヴィヴァルディ : ギター・ヴァイオリン・チェロのための三重奏曲 イ短調
出演
【ギター】 浜田 三彦
【ヴァイオリン】 鳩山 寛
【チェロ】 村瀬 忠義

曲目・演目
ハイドン : ギターと弦楽のための協奏曲 第2番 ト長調
出演
【ギター】 小沢 崇行
【ヴァイオリン】 鳩山 寛, 三木 令子
【ヴィオラ】 磯 良男
【チェロ】 村瀬 忠義

曲目・演目
マルチェルロ : ギターと弦楽のための協奏曲 ニ短調
ハイドン : ギターと弦楽のための協奏曲 ハ長調
出演
【ギター】 石月 一匡
【ヴァイオリン】 鳩山 寛, 三木 令子
【ヴィオラ】 磯 良男
【チェロ】 村瀬 忠義

主催 ギター室内楽協会
[参照]:東京文化会館アーカイブ



ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス

1966-ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス

[挿画左より]:大島洋子・深谷安定・石月一匡・阿久津豊吉・安藤初代・川野辺安義・浜田三彦・阿部保夫・小沢崇行

阿部保夫
「ハルディン・デ・ロス・ギタリスタス」とは”ギタリストの花園”という意味で、かつて私の門下であった人々で私が演奏家としてその実力を認めた人々によって結成され、昭和29年に発足、30年の第1回の演奏会を開いてから今日まで十数回の演奏会を持ち、各人は独奏会をおこない、ステージに教授に映画音楽、放送、レコードに活躍している。
 現在10名の会員がいるが(写真には都合で堀切靖雄、阿部歌奈子の両氏が欠席)会員はお互いにいろいろな研究をし、それを教えあったり私の研究所のステージで演奏し、批評しあったりして、その向上をはかっている新鋭のギタリストたちで、今後の活躍をもっと期待されている。

[挿画/転記]:ギター名曲選集/ハルディン・デ・ロス・ギタリタス編/全音楽譜出版社/「序にかえて」、「総論」 より



松田晃演(二郎) Akinobu Matsuda

松田晃演(二郎)
愛器カールヘフナー演奏中の松田二朗氏

1933年-2021年
松田 晃演(まつだ・あきのぶ)

  • 1933年 姫路市に生まれ、13才頃よりギターに興味を持ち始める。
  • 1957年 神戸大学経済学部卒業。
         藤井紫朗、小原安正、溝淵浩五郎、月村嘉孝、藤田光彦に師事。水谷和久(音楽理論)
  • 1957年「ギターの友」新人音楽賞を受賞。
         日本ギター教授者協会会員
  • 1957年 NJBリサイタル オーディションに合格
  • 1959年 来日中のアンドレス・セゴビアに認められ、翌1960年渡欧。
    スペイン、イタリアにてセゴビアに、また彼の推薦によりイギリスでジョン・ウィリアムスの下で学ぶ。
松田晃演(二郎)
' 61年にコンポステーラのレッスン場の中庭でジョン・ ウィリアムスと対談中
  • 1961年 スペインのオレンセで開かれた国際ギター・コンクールで第3位入賞。
  • 1962年 渡米、十数都市で演奏、ラジオ・テレビなどに出演。5月に帰国、大阪及び東京での帰国記念リサイタル。
  • 1962年 松田二郎独奏会(文化会館小ホール) 9月12日、13日
  • 1963年 神戸労音でロドリーゴ作曲のアランフェス協奏曲と同年来日したジョン・ウィリアムスとの二重奏によって1963年度関西クリティック・クラブ賞を受賞。
  • 1964年 再度招かれて渡米、各地で演奏し、ヨーロッパに渡り、帰途シンガポール及び香港にてリサイタル。
  • 1968年 リトゥル・プレイ・ハウス(渋谷)で「プラテロと私」朗読−岸田今日子で数回の連続競演。
  • 1969年 11・12月カーネギー・ホールを中心として、アメリカ各地及びカナダ・ロンドンでリサイタルを開き絶賛を博す。
  • 松田晃演(二郎)
    松田晃演(二郎)
    • 1970年 この年より数年間軽井沢における夏季講習会のギター課の講師。
      LP「松田二朗バッハを弾く」録音 ・発売及び「プラテロと私」ギター 松田晃演(二朗)朗読 木村功 にて発売。
    • 1972年 アーゴ・デッカ(イギリス)Classic Sound of the Guitar。
    • 1973年 1・2月ウィグモア・ホールを中心としてイギリス各地でリサイタル及び放送に、又パリ国営放送に出演、絶賛を博す。
      イギリスにてアーゴ・デッカレコードに録音、発売される。11月ノルウェーの音楽祭に出演。
    • 1974年 2月ホンコン音楽祭に出演後、イギリスで演奏。
    • 1975年 7月アルハンブラ宮殿におけるセゴビアの音楽映画撮影にカメラ及び、マイクテスト代役として参加。
    • 1976年 7月アルハンブラ宮殿におけるセゴビアの音楽映画撮影にカメラ及びマイクテスト代役として参加。
    • 1979年 エリアウ・インバル氏指揮のもとアランフェスのコンチェルト。
      2月国際カステルヌオーヴォ=テデスコ協会の名誉評議委員会に推薦される。
      4月姫路市芸術文化功績賞を受賞。
    アリリオ・ディアスと松田晃演(二郎)
    アリリオ・ディアスと松田晃演 [*註1]
    • 1980〜82年 Andrés Segovia来日、多くのレッスンを授かる。
    • 1982年 4月よりNHKテレビ「ギターをひこう」の講師を担当。この放送をセゴビア先生は日本で見ておられ、ゲスト出演を申し出られたが不調に終わる。
    • 1985年 4月姫路市文化賞を受賞。テデスコ作曲「カプリッチョス・デ・ゴヤ」より数曲を世界初演。『完全ギター独習』刊行。
    • 1986年 「ギターの完全独習」発売。
    • 1989年 7月スペイン国際ギター・コンクール「アンドレス・セゴビア」の審査員として渡西。
    • 1990年 5月野鳥保護と自然環境保全を訴え、セイヴ・ザ・バード・コンサートを開き、北海道のタンチョウヅル保護のための基金を寄贈。
    • 1992年 SIMIZU MUSIC COLLECTIONでアランフェスの協奏曲―大阪センチュリー交響楽団― を、清水建設の主催で演奏。コロンブスのサンタ・マリア修復号鳥羽寄港記念コンサート。
      本荘玲子とM.M.PonceのGUITARと HARPSICORDの為のSONATA(キマイラの踊りと命名)を公演&CDに収録「サウンド・オブ・ザ・キター2」を発売。1892年製トーレス入手。
    松田晃演(二郎)
    松田晃演 [*註2]
    • 1993年 東京・大阪で本荘玲子とポンセのギターとハープシコードの為のソナタを共演。CD制作(SOUND OF THE GUITAR 2)発売。1864年製トーレス入手。
    • 1995年 ギターと影絵(藤城清治)、朗読(八千草薫)によるプラテロと私。
    • 1996年 ミュンヘン市立博物館とその他でコンサート。
    • 2001年 「ギターは小さな星のオーケストラ」(エッセイ集)発売。
    • 2002年 「サウンド・オブ・ザ・ギター3」自主製作、発売。
    • 2006年 「サウンド・オブ・ザ・ギター4」自主製作、発売。例年関東と関西で自主公演コンサート開催。
    • 2011年 「サウンド・オブ・ザ・ギター5」別名聴くギター音楽入門CD」それらの演奏曲目の楽譜添付して発売。
      以降演奏の傍ら、後進の指導及自己の音楽的演奏能力開発に励み、またホームページにエッセイ集として発表。

    [*転載]: ギターは小さな星のオーケストラ:セゴビアの愛弟子・松田晃演 ギターと歩む人生(22世紀アート) Kindle版
    松田 晃演 (著) 形式: Kindle版/発売日:2020/2/8

    [*挿画]:[*註1]・[*註2]・・・「松田晃演のホームページ」2013年より
    (※現在は閉鎖されています。)

    ※掲載時のサイトに以下の文書が有りましたので、リンクさせていただきました。
    『You-Tubeにはわたしの演奏と写真が掲載されています。ポンセとバッハがあります。』
    You-Tube-1 BachAkinobu Matsuda "J.S.Bach Cello Suite no.3"
    You-Tube-2 PonceAkinobu Matsuda / Allegro Non Troppo "Prelude" (Ponce)

    中川信隆 Nobutaka Nakagawa

    中川信隆
    中川信隆 Nobutaka Nakagawa

    ・1933年(昭和8年)生。(大阪市)
    ギターを縄田政治氏、音楽理論を藤田正彦氏に師事
    その後、独立し「中川信隆ギター研究所」を開設。
    ・1964年に渡西、日本人としては二人目にナルシソ・イエペスに師事。
    帰国後、ギター・アート・グループを創立。

    NHK教育テレビ「スペイン語講座」の音楽を担当。
    現代音楽祭、FM大阪「ギターは歌う」にレギュラー出演。
    また大阪フィルハーモニーとコンチェルト共演を2度、毎年、自身のリサイタルを開催するなど、精力的に音楽活動を行う。

    日本ギター教授者協会会員、関西ギターグループ所属
    日本ギターコンクール協会創設に(株)YAMAHAの協力を得て尽力。
    同協会副会長(1973~2001)
    日本ギター連盟理事(1992~2007)その後、名誉理事に就任(2008~2019)
    ギター・アート・グループ(G.A.G)会長

    ・1980年にはビクターよりレコード「中川信隆珠玉のギター名曲集」を発表。

    [著書]:
    「現代ギター教則本」
    「初級ギター名曲集」
    「やさしく楽しいギター教則本」
    「ギター編曲による日本の歌1、2」
    「ギター編曲による世界の歌1、2」
    「クラシックギターのテクニック」
    「フルートとギターのファンタジー」
    「発表会用ギター名曲集1、2」等。

    座右の銘は「一音一心」サイン等に一筆添えていた。
       ・2020年、永眠。

    [*転記]:中川亨blog:『中川信隆追悼演奏会』2022/07/09より

    宇田川禎一 Teichi Udagawa

    宇田川禎一
    宇田川禎一
    • 1934年-現在
    • 1934年(昭和9年)12月22日生。(東京都)
    • 1957年 第6回現東京国際ギターコンクール第3位
    • 1958年 第7回同コンクール第3位
    • 1963年 スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステラ国際音楽講座、マドリー
    • A.セゴビア、N.イエペス、J.トーマス(ギター)に師事
    • 1965~1966年 スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステラ国際音楽講座、アリカンテ
    • 1972年 韓国でチャリティリサイタル
    • 1979年より埼玉県新人演奏家審査委員。武井賞委員会委員。
    • 宇田川禎一・達雄ギター教室

    [参照]:Digital Guitar Archive

    北村峰雄 Mineo Kitamura

    北村峰雄
    北村峰雄

    1938年 東京生まれ。
    幼少の頃より、音楽に親しみ、12歳より兄(北村謙=ギタリスト)とともにギターを独学。
    13歳ころより本格的に勉強。

    • 1965年 ホセ・ルイスがスペインより来日の際、音楽的才能を認められ、スペインへの留学を薦められる。
    • 1965年8月28日 北村峰雄ギター・リサイタル  主催:スペインギター音楽協会 神奈川県立音楽堂
      北村峰雄(ギター) 高野泰樹(ギター) 三好修三(ギター)
      ビゼー:ニ短調組曲 / ラモー:2つのメヌエット / ソル:演奏会用練習曲 / アグアド:練習曲 / ソル:2つのギターのための第一嬉遊曲 /
      シャイドラー:ソナタ ニ長調 / コスト:エチュード2題 / タルレガ:2つのマズルカ / ヴァイス:バレエ / ロボス:プレリュードとエチュード /
      タルレガ:アルハンブラの思い出
    • 1966年4月19日 北村峰雄ギター演奏会  主催:スペインギター音楽協会 神奈川県立音楽堂
       北村峰雄(ギター) 三好修三(ギター) 平林宣子(ピアノ)
      ビゼー:6つの小品 / ムルシア:プレリュード&アレグロ / スカルラッティ:ガボット / ヴァイス:バレエ / タレルガ:マリエッタ・タンゴ・マズルカ/
      ロボス:プレリュード&エチュード / ソル:演奏会用エチュード / コスト:22のエチュードより / カルリ:ギターとピアノのためのソナタ
    • 1967年??月??日 スペイン留学 
      音楽理論・音楽史:スペイン王立オスカー・エスプラ音楽院
      演奏:ホセ・トーマスに師事
    • 1969年??月??日 帰国

    [*書籍]:「世界バロック音楽全集」<イギリス・イタリア編>/<スペイン・フランス編>/<ドイツ編> 1969年発刊 新興楽譜出版社

    高木 孝 Takashi Takagi

    高木 孝
    高木 孝

    高木 孝 [Takashi Takagi]

    [1935.9.22~2024.5.7]
    ■佐々木政夫、玖島隆明氏に師事。

    • 1935年 埼玉県久喜市生まれ。
    • 1945年 10歳よりギターを始める。
    • 1958年 高木ギター学院設立。(北区滝野川)
    • 1958年 玖島ギター室内合奏団メンバーになる。
    • 1959年10月12日 高木ギター合奏団定期演奏会 第一生命ホール(東京)
    • 1960年6月 ギター音楽鑑賞会委員就任する。
    • 1960年7月25日 新進ギタリスト演奏会 東医健保会館(代々木):ギター音楽鑑賞会
    • 1960年8月27,28日 箱根サマースクール(公開レッスン):ギター音楽鑑賞会
    • 1960年11月3日-6日 第1回ギターフェスティバル:ギター音楽鑑賞会
    • 1960年12月 ギター室内合奏の夕べ:ギター音楽鑑賞会
    高木 孝 リサイタル
    高木 孝 リサイタル
    • 1961年4月  ギターの友新人演奏会受賞者記念演奏会
    • 1962年?月??日 ジョイント・リサイタル(村井正二郎・新間英雄と共演)
    • 1964年 第1回リサイタル開催 東京文化会館
    • 1965年 第2回リサイタル開催 東京文化会館
    • 1965年 関西特別リサイタル開催 大阪朝日生命ホール
    • 1968年9月15日 第4回高木孝ギター合奏団演奏会(賛助出演 大西博愛) 東京文化会館
    • 1968年10月15日 高木孝ギターリサイタル 文教公会堂
    • 1968年12月17日 高木ギター合奏団 第5回演奏会 安田生命ホール
    • 1969年10月12日 高木ギター合奏団定期演奏会 第一生命ホール(東京)
    • 1970年1月24日 高木ギター学院 ニューイアーコンサート 岩波ホール(東京)
    • 1975年5月19日 4大ギター協奏曲の夕べ 国立教育会館 虎ノ門ホール
      [ギター]:石月一匡・新間英雄・高木 孝・浜田三彦[オーケストラ]新星日本交響楽団 指揮:三石精一
    • 1976年?月??日 第15回リサイタル 「現代名器の夕べ」
    • 1977年3月28日 高木孝リサイタル(ギター名曲の夕) 東京文化会館小ホール
    高木 孝 第1回リサイタル
    1964年 高木 孝 第1回リサイタル
    • 2008年10月22日 高木ギター学院創立50周年記念コンサート  ルーテル市ヶ谷センター
        ♪ スペイン風セレナータ(ターレガ)・・・・・・・・・鈴木 和彦
        ♪ ノクターン20番(ショパン)・・・・・・・・・・・仁平 久明
        ♪ ヴォネチアの舟歌(メンデルスゾーン)・・・・・・・内田 利香
        ♪ ヴァイオリンソナタ2番より(バッハ)・・・・・・・木村 宗英
        ♪ ファンタジー(ヴァイス)・・・・・・・・・・・・・篠崎 正敏
        ♪ 3つのエチュード(ソル)・・・・・・・・・・・・・境 暁一
        ♪ 埴生の宿による変奏曲(横尾幸弘)・・・・・・・・・青木 一男
        ♪ マジョルカ(アルベニス)・・・・・・・・・・・・・関口 久男
        ♪ スペイン南米民謡集より(レン・ウィリアムス編)・・本木 盛夫・本木つぎ江
        ♪ コルドバ(アルベニス)・・・・・・・・・・・・・・田部井 辰雄
        ♪ リュートのための6つの小品(作者不詳)・・・・・・高木 孝
        ♪ 幻想曲(メルツ)・・・・・・・・・・・・・・・・・新間 英雄(友情出演)

    [*転記]:高木ギター学院ホームページ


    1964年東京文化会館にてリサイタル開催以後、毎年コンサート活動を続ける。
    テレビ、ラジオ、映画音楽担当など多方面の仕事をし、その後新しい奏法の研究に没頭して現在の奏法を確立する。
    その間多くの一流ギタリストを輩出し、新奏法の有効性を実証。
    教授活動に専念するかたわら、TGギター協会会長、埼玉ギター協会理事長を務める。



    [*YouTube動画]
    [*配信元]:<内田利香(Rika uchida)氏のYoutubeチャンネルで視聴できます。>
    https://www.youtube.com/@rikauchida4187/videos


    ■グランド・ソナタ第2番よりアレグロ・ノン・トロッポ~フェルナンド・ソル

    ■魔笛の主題による変奏曲~F.ソル






    1950年~1960年代  来日クラシック音楽家

    [1950年代]



    GUITAR


    1950年~1970年代  来日ギター演奏家

    [1950年代]

  • 1952年: フランシスコ・ヒル
  • 1954年: マリア・ルイサ・アニード<途中帰国:地方公演中止>
  • 1958年: ヘスース・ゴンサーレス・モイーノ
  • 1958年: マリア・ルイサ・アニード(2回)
  • 1959年: カルロス・モントーヤ
  • 1959年: アンドレス・セゴビア

  • [1960年代]

  • 1960年: ジークフリード・ベーレント(初来日)
  • 1960年: ナルシソ・イエペス(初来日)
  • 1962年: ジークフリード・ベーレント(2回)
  • 1962年: レナータ・タラゴ(初来日)
  • 1963年: イルマ・コスタンソ(初来日:1月)
  • 1963年: マリア・ルイサ・アニード(3回:1月)
  • 1963年: ナルシソ・イエペス(2回)
  • 1963年: ジョン・ウィリアムス(初来日)
  • 1964年: オスカー・ギリヤ(初来日)
  • 1965年: ジークフリード・ベーレント(3月)
  • 1965年: ジュリアン・ブリーム(初来日)
  • 1966年: マリア・ルイサ・アニード(4回)
  • 1966年: ナルシソ・イエペス(3回)
  • 1966年: アリリオ・ディアス
  • 1967年: ジークフリード・ベーレント 5月
  • 1967年: イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ(中止)
    9 月来日決定を見ていた,イダ・プレスティは夫君ラゴヤとアメリカ旅行中4 月24 日ニューヨークナ州ロチェスターに於て急死した。
    死亡の原因は不明42歳であった。
  • 1967年: ホセ・ルイス・ゴンサレス
  • 1967年: レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ 11月
  • 1968年: ホセ・トーマス
  • 1968年: ジュリアン・ブリーム
  • 1968年: ジークフリード・ベーレント
  • 1968年: ジョン・ウィリアムス
  • 1969年: ミゲル・バルベラ
  • 1969年: ナルシソ・イエペス(4回)
  • 1969年: コンラート・ラゴスニック
  • 1969年: オスカー・ギリア
  • 1969年: ジュリアン・ブリーム
  • 1970年: エルネスト・ビテッティ
  • [参考資料]
    クラシック音楽文化受容の変遷 尚美学園大学情報学部紀要 第4号 皆川拡至
    Digital Guitar Archive/08-ギター日本.pdf
    Digital Guitar Archive/11-ギター日本.pdf



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