Commemorative photo of Sonko Mayu, Atahualpa Yupanqui, and Atsushi Nakabayashi in Paris in March 1973
パリにて ソンコ・マージュ、アタウアルパ・ユパンキ、中林淳真の記念写真 [1973年3月]
[*挿画]:『 日本の心』 ソンコマージュ・中林淳真 日本コロムビア KZ-7002 1973-LPレコード ジャケットより
[*写真説明] (敬称略)
[前列左より] :ソンコ・マージュ、アタウアルパ・ユパンキ、中林淳真

Atahualpa Yupanqui
ユパンキは1908 年に生れ、アンデス山麓の都 Tucuman の近くの小さな町で育つた。
サンチャゲニョの血を承け、由緒正しいインデイオの名門の出である。
6歳のとき、ヴアイオリンを習い、次いでギターに転じ、Bautista Almiron に師事した。
16歳の青年ユバンキはギターを持つて南米大陸を流浪し、ガウチョの生活を身を以て体験した。
1929年「インデイオの道」を自作自演した頃から有名になり、1937 年コルドバ州主催の民謡祭には指導者の大任を果たし、1941年にはトクマン文学賞を護得して、詩人としても広く認められるに至つた。
そして1950 年には招かれてヨーロッパに渡り、パリの国際民謡コンクールに於てアカデミー宜を授与された。
彼は為政者の圧力に屈しないガウチョの面魂を持つている詩と音楽に献身して余念がない。
貧を友とし、高貴にこびない。
彼は、郷里トクマンの空、月、星、雲、森、山、小径の仲間である。「自分の歌が悲しいとしても、それは自分の
せいぢやない」という詩心が、彼の歌を高めているのである。
彼の詩集、論集も沢山出て居、中にはフランス語に訳されているものもある。
音楽作品はすでに300 に及び、レコードも恐らく20枚以上はあるはづである。
[挿画/転載]:digitalguitararchive/1955-02-03-Armonia/P.12 ,P.13の間の挿画より[文:高橋功?]
※1964年、66年、67年、76年の4回、来日公演実施。

ソンコ・マージュ(Sonko Mayu)
[*挿画出典]:現代ギター/Official Home page/演奏者・講師プロフィール > ソンコマージュより
https://info.gendaiguitar.com/player/sonkomayu.html
ソンコ・マージュ(Sonko Mayu、1935年〈昭和10年〉2月20日 - )は、日本の音楽家、ギタリスト、フォルクローレ奏者。栃木県栃木市出身。本名は荒川 義男(あらかわ よしお)。
ソンコ・マージュ プロフィール
- 1966 スペイン政府給費留学生としてアンドレス・セゴビアに師事、クラシック・ギターを学ぶ。
- 1967 アルゼンチンが生んだ世界的フォルクローレギター奏者、アタウアルパ・ユパンキの前で彼の作品を演奏し、その高い音楽性を認められ、ユパンキから愛用のギターの名器(ヌーニェス)とともにソンコ・マージュの名を贈られる。 以来、スペイン サンチアゴ・デ・コンポステラのカピージャレアル、メキシコ 国立劇場ベージャスアルテス、キューバ アマデオロルンダン、アルゼンチン コスキン音楽祭など各国の演奏会で絶賛される。 万国博のペルー ナショナルデーに特別出演。ユパンキ追悼演奏会ほか、多数の演奏会に出演。
- 1983 ペルー リマ市の栄誉賞を受ける。
- 1998 国際芸術文化賞および国際文化栄誉賞を授与。
- 現在、ユパンキの精神を引き継ぐ唯一の弟子として多彩な活躍をする
[*プロフィール転載]:ソンコ・マージュ 公式サイト/https://sonkomayu.com/ [*出典]:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』/https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5
