1960,1962 Siegfried Behrend's Recital in Japan




1861年1月24日に日独修好通商条約が締結され、その条約締結から1961年1月24日で100周年を迎えるに先駆け、1960年12月8日、15日、20日にかけて 後援 ドイツ大使館でギタリストのジークフリード・ベーレントが独奏会を開催した。


[*転記]:digitalguitararchive/ALMONIA Vol. VI-No. 6 Nov.-Dec. 1959
ギター音楽雑感(Essay on guitar) 高橋功(Isao Takahashi)


~前略~
■『 Behrend.の方向』
昨年(*1958年)ベルリンで国際ギター音楽家会議を主催したSiegfried Behrend は「すぐれたギターの独奏家は世界にたくさんいる。
自分は幸ベルリンの音楽家逹の支持を得ているので、独奏以外の面で活躍したい」と若々しい抱負をもらしていた。
事実Piar 放送交堺楽団やSi!zer紘楽四重奏などの協力を得て、Boccherini ゃPaganini ゃTedesco などの室内楽曲VivaldiゃTedesco ゃRodrigo の協奏曲などをどしどしレパートリに持って活躍している。
こういう活躍ができる音楽環境に恵まれているBehrend は幸運児といえよう。
最近彼はバリトン歌手Dietrich Fischer Dieskan と組んでTedescoの新作Die Vogelweide(作品180 )を発表した。

又、秋のベルリン音楽週間には、現代ドイツ作曲界の第一人者HansWerner Henze新作が三つ発表された中にフリュートとギターとオーケストラのためのNorderlin-Kantate(ドイツのロマン派の詩人ヘンデルリンの詩による)があり、Behrendがそのギターパートを受持った。 大へんな難曲なそうだが、新聞の批評によると、フリュートのHelmut Krebs と共にBehrend はみごとに演奏して喝釆を博した。
Henze がついにその作品にギターを取上げたことを多とすると共に、ギターの存在を高めたBehrendに讃辞を提したい。
~後略~。
Isao Takahashi

[*転記]:1959-06-06-Armonia.pdf/P.9-10

1960年 ジークフリード・ベーレント初来日
12月8日・15日・20日 東京第一生命ホール・特別音楽鑑賞会

[*挿画/出典]:日本の古本屋/徳尾書店リーフレットより





1960年 ジークフリード・ベーレント初来日[1]

Jiegfried Behrend [ 1933年11月19日 - 1990年9月20日 ]



GUITAR



1962年 ドイツの文化使節としてジーグフリード・ベーレント 2度目の来日を果たした。

『国際ギタリスト連盟』の主催者ジークフリード・ベーレントのメンバー達が「特別音楽鑑賞会」の名の下、開催されている。



1962年3月5日-3月14日 第21回国際ギタリスト会議・演奏会リーフレット表紙

[*挿画] :日本の古本屋/徳尾書店

3月5日 開会演奏会

I. ジーグフリード・ベーレント独奏
マドリガルの協奏曲・・・・・・・・・・・・・モンティベルディ
(ギター, ソプラノ, 混声合唱とオーケストラ)

Ⅱ . カラランボス・エクメツグロー独奏
X 1. スペインの旋律による変奏曲・・・・・・ナルバエス
X 2. 組曲・・・・・・・・・・・・・・・・・ド・ビゼー
X 3. 2つのメヌエット・・・・・・・・・・・・ラモー
X 4. 2つのスペイン民謡.... .… ・・・・・・・・リョベット
 5. ギリシャの歌・・・・・・・・・・・・・・エクメツグロー

Ⅲ. ハインツ・ビショッフ独奏 (ギター)
X 1. レント・アッサイ・・・・・・・・・・・・ソル
X 2.  コルポ・ディ・レモ・・・・・・・・・・・モツァーニ
X 3.  バラード・・・・・・・・・・・・・・・・ビショッフ

ハインツ・ビショッフ独奏 (リュート)
X 1. プレアンブル・・・・・・・・・・・・・・ニューシドラー
2. ノも9ーヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・ミラン
3. 幻想曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビショッフ

Ⅳ . レナータ・タラーゴ独奏
X 1. ガボット, 二長調・・・・・・・・・・・・バッハ
X 2 幻想曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・ムダラ
 3. 道化師の踊り・・・・・・・・・・・・・・・フェランディエレ
 4. アンダンテ・・・・・・・・・・・・・・・・ソル
X 5. カタロニア舞曲・・・・・・・・・・・・・・G ・タラゴ
X 6. 疾風・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トリナ
Ⅴ. 1. ギター協奏曲・・・・・・・・・・・・・・ テデスコ
  2. 日本風協奏曲・・・・・・・・・・・・・・ショルツ・ベーレント独奏

(X印は当日演奏しなかった曲目)


3月6日 ビショフ独奏会

Ⅰ. リュート独奏
1.パバーヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミラン
2.舞曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・作者不詳
3. イタリアーナ・・・・・・・・・・・・・・・・ガリレイ
4. 幻想曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マーテル
5. ガリアルダ・・・・・・・・・・・・・・・・・ダウランド
6. ブランル・シンプル・・・・・・・・・・・・・フランシスク
7. メヌエット・・・・・・・・・・・・・・・・・ド・リシェー
8. リュートのための組曲・・・・・・・・・・・・バッハ,(プレリユード, フーガ,サラバンド,ジグ,ドーブル)

II. 歌とリュート
1. 五月をたたえる・・・・・・・・・・・・・・・レウンタル
2. 庭を眺めて・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘルマン・ミュンシュ
3. 愛を語る・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダウランド
甘き愛よ再び来たれ...・・・・・・・・・・・・・ダウランド
4. ジョバンニーニのアリア・・・・・・・・・・・バッハ

Ⅲ.歌とギター
1. 子守唄・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウエーバ
私はねむたい・・・・・・・・・・・・・・・・・ウエーバ
2. 山の彼方に幸ありという・・・・・・・・・・・シュパイダ
3. 日々にわが心はすさむ・・・・・・・・・・・・ビショフ
  バラのしげみ・・・・・・・・・・・・・・・・ビショフ
冷たき鴬の涙・・・・・・・・・・・・・・・・ビショフ
遠くそれは,横たわる・・・・・・・・・・・・ビショフ

Ⅳ.ギター独奏
1 . 序奏と変奏曲・・・・・・・・・・・・・・・・ソル
2. ラールゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レニアニ
3. 道化師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・モツアニ
4. アルパニアの民謡による変奏・・・・・・・・・・ビショフ



3月7日  ベーレント独奏会

I. 1. ラウラスアベ・・・・・・・・・・・・・・・・カローゾ
 2. 組曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バッハ
  プレリュートロサラパンド, ガポット, アルマンド,プーレ
 3. シャコンヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・バッハ
 4. アンダンテとメヌエット・・・・・・・・・・・ハイドン

II. 1.セレナーデ作品26・・・・・・・・・・・・・マティカ
   フルート(大島典雄) 、ビオラ(白柳章治)

2. 組曲作品34, (フルートとギター)・・・・・・・・フルステナウ
3. 春の海, ( フルートとギター) ・・・・・・・・・宮城道雄

III. 1. プレリュードとエチュード・・・・・・・・・ロボス
2. 嫉妬深いご主人・・・・・・・・・・・・・・・・テデスコ
3. 物語り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルベニス


3月12日  エクメツグロー独奏会

I. 1.パバーヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・ミラン
2. リュートのための2つの小品・・・・・・・・・・ダウランド
3. 組曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロジ一
4. 2つのメヌエット・・・・・・・・・・・・・・・ソル
5. 主題と変奏作品9・・・・・・・・・・・・・・・ソル

Ⅱ. 1. 4つの小品・・・・・・・・・・・・・・・・・バッハ
プレリュード,サラバンド,プーレ,ガポット
2. 2つの無言歌…`・・・・・・・・・・・・・・メンデルスゾーン
3. 夜曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クレスボ

Ⅲ.1. 2つのプレリュード・・・・・・・・・・・・ロボス
x 2. マジョルカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルベニス
3, 物語り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルベニス
4, 3つのギリシァ民謡…… ・・・・・・エクメッグロー

(X印は演奏しなかった)


3月13 日 レナータ・タラーゴ独奏会

I. ビエラ独奏
1.パバーヌ・・・・・・・・・・・・・ミラン
2. 変奏曲・・・・・・・・・・・・・ナルバエス
3. 幻想曲・・・・・・・・・・・・・ナルバエス
4.組曲・・・・・・・・・・・・・フェンリアナ
5. 幻想曲・・・・・・・・・・・・・ムダラ

Ⅱ. ギター独奏
1. セレニシマ・・・・・・・・・・・・・・・・サンス
2. メヌエット・・・・・・・・・・・・・・・・フェランディエレ
3. 道化師の踊り・・・・・・・・・・・・・・フェランディエレ
4 エチュード・・・・・・・・・・・・・・・・ソル
5. アンダンテ・・・・・・・・・・・・・・・・ソル
6.主題と変奏作品9・・・・・・・・・・・・・・ソル

Ⅲ. ギター独奏

1 .アメリアの誓言と商人の娘・・・・・・・リョペット
2. マズルカ・・・・・・・・・・・・・・・・タレガ
3. 2 つの子守唄・・・・・・・・・・・・・・G.タラゴ
アストリアナ,ムルシアナ
4. カタロニア舞曲・・・・・・・・・・・・・G.タラゴ


3月14日  閉会式演奏会

I. 1. ギターと弦楽合奏のためのメメント・・・・・・・・・・・・・バウマン

ギター独奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベーレント
X2.  2つのギターのための組曲・・・・・・・・・・・・・・・・・林光
   演奏 小原安正・吉田光三
3. ギター, フルート, リュートのための“環”・・・・・・・・・・武満徹
ギター 井手晴美, フルート 野口竜, リュート  大橋敏成
4. ギターと弦楽合奏のための幻想曲・・・・・・・鈴木巌
 ギター独奏  鈴木巌
II. 1. 哀傷のパバーヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タウランド
2. 道楽者・・・・・・・・・・・・・・・・バロン
3. リゴードン..・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビショフ
  以上リュート独奏ピショフ

X 1. ワルツ・レント・・・・・・・・・・・・・・・・・・モツアニ
X2. モーツァルトの主題による変奏・・・・・・・・ビショフ
以上 ギター ビショフ

Ⅲ. 1. ギター協奏曲二長調・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビバルディ
  オルケストラ・シンホニカ・タケイ(マンドリン楽団)協演

2. ギター五重奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボッケリニ
 以上 ギター エクメッグロー

IV. 1. カステリアのフアンダンゴ・・・・・・・・・・・・・・・トロバ
X2. ムルシアナ(子守唄)・・・・・・・・・・・・・・・・・G. タラゴ
X3. カタロニア舞曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・G. タラゴ
X4. 前奏曲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロボス
X5. ソレアレス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トゥリナ
X6. 疾風・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トゥリナ
 以上 ギター タラゴ

7. "レニアニアナ'’・・・・・・・・・・・・・・・・・・・S.ベーレント
 フルート(大島),ギター(ベーレント)と弦楽合奏

[*参照元]: digitalguitararchive/1962-58-ギターの友.pdf/P.1-P.16



1962年3月 Renata Tarragó (1927-2005) 国際ギタリスト会議にて

レナータ・タラゴ [Renata Tarragó ](1927-2005)
[*挿画出典]:[左側]:六弦音曲覗機関(ろくげんおんぎょくのぞきのからくり)レナータ・タラゴ(G)より
[右側]:SEIKO’s facebook ギターアカデミー(ギター教室) アカデミーblog♪/2019年10月10日 荘村清志さんの記事!/レナータ・タラゴ より



レナータ・タラゴは1927年10月23日、スペインのバルセロナで生まれた。
音楽家、作曲家、教師であったグラシアーノ・タラゴ・ポンス [ es ]と最初の妻レナータ・ファブレガスの2人の子供のうちの2番目であった。
彼女はバルセロナ音楽院で学び、そこで最初の教師は父であるグラシアーノ・タラゴ(1892-1973)であった。
タラゴはかつてソプラノ歌手のビクトリア・デ・ロス・アンヘレスを指導し、ミゲル・リョベートにギターを学び、またヴァイオリンとヴィオラも演奏していた。

レナータ・タラゴは14歳で初めて公の場に姿を現し、 1944年にバルセロナ音楽院を修了すると助教授に任命された。
1951年、バルセロナ音楽院はタラゴの芸術的業績を称え「特別栄誉賞」を授与した。

タラゴは、ソプラノ歌手ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスとの数多くの「His Master's Voice 78」やLPの録音、また1948年にロンドンでBBCが録音したマヌエル・デ・ファリャの「短い人生」でもギター伴奏を担当している(レーベルにクレジットされている)。
1958年、タラゴは、オドン・アロンソ指揮マドリード音楽院の伴奏によるホアキン・ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を録音した初の女性ギタリストとなった。
彼女はまた、出版のために「アランフェス」の楽譜を編集した初の人物(1959年)で、ロドリーゴが彼女に献呈した「ソナタ・ジョコーザ」 (1960年)からもタラゴへの敬意がうかがえる。
彼女の父親、グラシアーノ・タラゴは1962 年にロドリゴの『Invocación y danza』の初版を出版した 。

レナータ・タラゴのレパートリーは、ビウエラやバロック・ギターのための作品から20世紀の作品まで多岐にわたりました。
彼女のソロ録音には、フェデリコ・モレノ・トッローバ、フランシスコ・タレガ、フェルナンド・ソル、ガスパール・サンス、ヨハン・セバスティアン・バッハ、そしてルイジ・ボッケリーニの作品があります。
1962年には、ヘスス・アランバリ指揮のマドリード音楽院管弦楽団の伴奏で、トッローバの「カスティーリャ協奏曲」を初めて録音しました。
爪で音符を演奏する多くのクラシック・ギタリストとは異なり、タラゴは指先で演奏しました。

タラゴはヨーロッパや海外(南アフリカやソ連を含む)で広くコンサートを行い、1960年に米国デビューを果たした。
1962年には東京で開催された国際ギター会議にスペイン代表として参加し、演奏で金メダルを受賞した。
1962年にニューヨークのタウンホールで行われたコンサートでは、ビウエラとギターの両方を演奏し、ニューヨークタイムズ紙は「音楽的に繊細な演奏家であるこの美しいスペインの芸術家は、音色の繊細さとニュアンスの幅を探求した」と評した。

[*転記]:フリー百科事典『ウィキペディア』/レナータ・タラゴ/人生とキャリアより







1962年3月 日本教授者協会の歓迎会(大阪)

1962年 日本教授者協会の歓迎会
[*挿画出典元]:『写真で見る日本ギター史』1992年3月30日初版発行 発行所:現代ギター社/安達右一・監修【GG番号】GG090





1962年3月 ジークフリード・ベーレント [国際ギタリスト会議]於大阪

日本教授者協会の歓迎会
[*前列左より]:ジークフリード・ベーレント、ハインツ・ビショッフ(1898-1965)、カラランボス・エクメツグロ(1913-??)
[*後列左より]:近藤敏明、近藤恒夫、鳥井諒二郎、藤岡文雄、月村嘉孝

[*挿画出典元]:『写真で見る日本ギター史』1992年3月30日初版発行 発行所:現代ギター社/安達右一・監修【GG番号】GG090







イルマ・コスタンソ [ IRMA COSTANZO ]

1963年1月8日・12日 イルマ・コスタンソ ギター独奏会 於九段会館ホール

イルマ・コスタンゾ(IRMA COSTANZO) 1937年ブエノスアイレス生まれ。ギターをアベル・カレバロ(モンテビデオ)、ナルシソ・イェペス(ブエノスアイレスとパリ)に、室内楽をリェルコ・スピラーに師事。数々の賞を受賞。1953年には室内楽協会より最優秀演奏家賞、1961年にはアルゼンチン共和国フベントゥーデス・ムジカーレスより最優秀賞、1962年には芸術基金グランプリを受賞。1962年以降、数多くのコンサートツアーを行い、ロンドン、ニューヨーク、マドリード、ワシントン、東京、ミラノ、台北、ブエノスアイレス、ブリュッセル、メキシコなど、ヨーロッパやアメリカの多くの都市で演奏活動を行っている。 EMI Records Ltd./SXLP 30215/Villa-Lobos and Turina MUSIC FOR GUITAR played bu IRMA COSTANZO プロフィールより

アルゼンチン国芸術金賞にかがやく
イルマ・コスタンソギター独奏会
10月8日(月) Aプロ・12日(金) Bプロ九段会館ホール
会員券700円500円350円(指定席)前売各プレーガイド

24オの若さで世界屈指の演奏家にのし上ったイルマを私達は無言で迎えるが,その素晴らしい演奏に接し,必ず感激の言葉を彼女に呈するであろう。

プログラム: 8日
変奏曲Op9 (ソル) アルハンプラの想出(タレガ) ソナチネ(ガスコン)その他15曲

プログラム: 12日アンダンテ・ラルゴー(ソル) ソナチネ(トロパ) チョーロ(ロポス) 他15曲

主催 日本ギタリスト連合
後援 アルゼンチン大使館・東京ギターアカデミー・ギターの友社

[*転記]:digitalguitararchive/1962-59-ギターの友.pdf/P.18





イルマ・コスタンソ、東京公演


アルゼンチン出身の才能あふれる若手ギタリスト、イルマ・コスタンソが、10月8日と12日の東京九段会館での2回のコンサートで大成功を収めた。
最初のプログラムは、メヌエット(ラモー)、アンダンテ・ラルゴとメヌエット(ソル)、アルボラーダとレクエルドス(タレガ)で幕を開け、続いてボイエラ(ルッビオーネ)、アルコ・イリス(アヤラ)、そして同じくアヤラ作曲の南米組曲「トナーダ、ヴァイス、タキラリ、ガト、マランボ」が演奏された。
最後は、2つの前奏曲(ヴィラ・ロボス)、スペイン舞曲第5番(グラナドス)、アストゥリアス(アルベニス)、セビジャーナス(トゥリーナ)が演奏された。
2番目のプログラムは全く異なり、ソル、リョベート、タレガの作品が含まれていた。ロマンツァ (バリオス)、エスティロとミロンガ (フルーリー)、スイート アンダルサ (ガスコン)、オメナヘ ア ドビュッシー (ファリャ)、ソナチネ (トロバ)、ショーロ ティピコ (ヴィラ ロボス)。

[*転記]:digitalguitararchive/71-1963-Guitar-News.pdf/P.34:Google翻訳にて




イルマ・コスタンソ(ギター)・アルフレド・イアンネッリ(フルート)

Irma Costanzo (Guitarra) / Alfredo Iannelli (Flauta)
MARIO CASTELNUOVO-TEDESCO - JAQUES IBERT -MAURICE RAVEL - ERC SATIE - GERARD GANDINI

制作:American Recording SA – 2069
Label:SPACIO – 2069
Released:1986



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