1952 Brothers' Association hosted by Yasumasa Obara
1947年10月21日: 第1回「ギター兄弟の会」 於:東京 保険協会講堂 |
馬場康夫・中里一・田中吉二郎・小原二郎・大澤半七・人見徹・(福間日出子)・小原安正・ |
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1949年12月11日(土)1時30分: 第2回「ギター兄弟の会」 於:東京 保険協会講堂 |
中里一・大澤絆・人見徹・小原二郎・小泉澄江・藤尾タケ子・新津美佐子・(賛助)小原安正 1.二重奏 中里一・小原安正 ロシアの想出 ソル 2.独奏 小泉澄江 ソナチネ(全3楽章)ジュリアーニ 3.二重奏 大沢絆・小原安正 アルアムブラの思出 タルレガ-サグレラス ムーア風セレナータ チアピ-プラト 4.独奏 中里一 主題と変奏 Op.17 カルカッシ カムパネラ バッハープラト ムーア風舞曲 タルレガ 5.二重奏 小原二郎・小原安正 ソナタ(全4楽章)初演 横尾幸弘 6.独奏 大沢絆 前奏曲 バッハ-セゴビア 練習曲 ケラメル-タルレガ トレモロ カーノ 7.二重奏 人見徹・小原安正 二人の友 ソル 8.独奏 小原二郎 ロンド(ソナタより) ソル 演奏会用大ホータ タルレガ 9.独奏 人見徹 主題と変奏 モツアルトーソルーセゴビア アラビア風狂想曲 タルレガ |
1949年: 第3回「ギター兄弟の会」 |
小原安正・中里一・大澤絆・小原二郎・人見徹・加藤高彦 |
第5回「ギター兄弟の会」 | 多木宣・加藤高彦 |
1952年 兄弟の会 (写真説明) |
小原安正師を父として生まれた専門家志望者の兄弟逹。 その名の示すように、兄弟の愛情を持つて、個人的、社会的なあらゆる問題の解決には積極的に努力をする。 毎月一回の研究会、又毎月四回の和声学、音楽美学の講義を持って、演奏家として問題の解決に必要な知性を養っている。 毎年行われるコンクールには出場者が多く、統計してみると第一回五名、第二回五名、第三回八名、計延十八名。その中予選通過者は十五名、入賞者は、第一位二名、第二位二名、第三位一名、次席二名、計延七名となっている。 又既に一名は昨秋独奏会を開いた。 毎年研究発表会を催し、今年は第五回を特にソール研究として、本邦未発表の曲を公演した。 生まれた当初は数名の小グループだったが、次第に成長して今では兄弟の数十五名。 この会の存在に意義あらしめるの兄弟の努力は勿論の事、大人の方々のきびしい指導と、絶えざる批判に裏付けされた豊かな愛惰が是非とも必要。 |