Guitarists who have visited Japan since Segovia's first visit in 1929.



『ギター音楽事典』第二章 ギター音楽の歴史の中では、アンドレース・セゴビア(Andres Segovia)・・・「(前略)~世界的名声を以て、我が国を1929年訪問。帝国劇場で5夜に亘ってリサイタル、告別の2回の演奏会を東京できかせた。」とあり、 『ギターの現代展望』:ギタリスト略伝内にプホール、リョベット、セゴビア、モントヤ、グラナドス、ロカ、ヒル、フォルテア、ロブレード(ホセフィーナ)、ローカ(ペピタ)、他。 などの名前がみられる。 下記に列挙したものは、モントヤ、グラナドス、ロカ、ヒルの4名を掲載しました。



1932年 Carlos Montoya カルロス・モントーヤ

[*挿画]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.52

カルロス・モントヤ Carlos Montoya
昭和7年1月26日より30日にかけて東京劇場で来朝のスペイン舞踊家テレシーナの公演に一緒に来たフラメンコひきのギタリストの巨峯。
叔父にラモン・モントヤ(1880~1949年)という大フラメンコ弾きを持つ彼は、現代その方の巨峯である。
日本に公演でのフラメンコは彼がそのはじめの人である。
ゴメス・ラミーレスとも一つは無名の新しい楽器を使用した。
クラシックはセゴビアが一番先に訪れ、フラメンコではモントヤをやはり一番先に来てもらった事は幸運なことであった。
レコードの録音で彼はきくことができる。

日本訪問ギタリストの二人目。

[*転載]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.52



1933年 Asunción Granados (アスンシオン・グラナドス)

[*挿画]:(アルカディア書房)

[ 経歴 ]
アスンシオン・グラナドス 
María Asunción García de Berruezo (1899年-1967年) Madrid出身とも、RiojaのCihuri出身(ルーツ?)とも。
アスンシオン・グラナドス 公演プログラム
出版社
主催:朝日新聞社会事業団
刊行年(1933年)
京都京都市公会堂/大阪朝日会館/神戸旧関西学院講堂 ピアノ:ホセー・マリア・ジル・セラーノ

 

[*プログラム]:HATENA BLOG

「グラナドス嬢舞踊公演」 朝日会館 (1933.5)
OSAKA

     プログラム

         第一部

1.セヴィリヤ              ‥‥‥ アルベニス
2.マカレナ人のタンゴ          ‥‥‥ フォレ・イ・デ・アレタ
3.ブレリアス              ‥‥‥ ロメロ
    アスンシオン・グラナドス(舞踊)
4.アラベスク 第一番          ‥‥‥ デビュッシー
    ホセー・セラーノ(ピアノ)
5.スペインのクラヴェルス        ‥‥‥ ボダロ
6.開墾地の掟              ‥‥‥ フォレ・イ・デ・アレタ
7.トーニア・フラレシスキータ      ‥‥‥ ヴィヴェス
    アスンシオン・グラナドス(舞踊)

         休憩

         第二部

8.ワルツ                ‥‥‥ ソール
9.グラナダ               ‥‥‥ アルベニス
10.アラゴレの歌             ‥‥‥ アルカス
   アスンシオン・グラナドス(ギター)
11.アルゼシラの遊戲所(旅行記)     ‥‥‥ テューリナ
   ホセー・セラーノ(ピアノ)
12.悲哀の踊り 第十番          ‥‥‥ エレリック・グラナドス 
13.川から見ませ             ‥‥‥ 民謡
14.デル・チヨコ(ヴァスク地方の民謠踊) ‥‥‥ ベルルイゾ,ホセー・セラーノ
   アスンシオン・グラナドス(舞踊)
15.スペイン風のセレナーデ        ‥‥‥ ホセー・セラーノ
   ホセー・セラーノ(ピアノ)
16.コルドバ               ‥‥‥ アルベニス
17.火の踊り(戀は魔術師)        ‥‥‥ デ・ファリア
18.エスパニ・カ-ニ           ‥‥‥ マルキーナ
   アスンシオン・グラナドス(舞踊)

  ピアノ:ホセー・マリア・ジル・セラーノ
 

[*プログラム]:HATENA BLOG



1933年 Asunción Granados (アスンシオン・グラナドス)来日

[*挿画]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.53



アスンシオン・グラナドス Asuncion Granados
昭和8年4月26日より5日間、東京劇場をスペイン舞踊家ギタリストのグラナドス婦人が訪れた。
1908年マドリーに生まれ1925年同地に初演。
彼女は、クラシックとフラメンコの両方をひいた。
楽器はサントス・エルナンデスを使用した。

日本訪問ギタリストの三人目。

[*転載]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.52



1935年 Joaquin Roca ホアキン・ロカ

[*挿画]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.53

ホアキン・ロカ Joaquin Roca
昭和10年末スペイン舞踊家マヌエラ・デル・リオが夫君ギタリスト、ホアキン・ロカを伴い日比谷公会堂、九段の軍人会館に公演をして、フラメンコとクラシックを少し演奏してくれた。
日本訪問ギタリストの四人目。日本コロンビアに録音を残す。

[*転載]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.53



1952年 Francisco Gill フランシスコ・ヒル

[*挿画]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.53

フランシスコ・ヒル Francisco Gill
ヒルは、1906年西班牙バレンシアのカタロハに生まれ、9才の折、ホアキン・ガルシア・デ・ラ・ローサ及びサルバドール・ガルシアに師事。
22才マドリードをはじめ各地に演奏す。 1952年5月末本邦訪問のスペイン舞踊家エスパニタ・コルテスと共に来たり帝劇其の他で演奏す。 日本訪問ギタリストの五人目。

[*転載]:ギター音楽事典 第2章 ギター音楽の歴史/P.53









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