親富祖徳盛 [Tokusei Oyafuso]
兵庫県生まれ
沖縄育ちで島田桂昌氏のクラシックギター演奏に感銘を受ける。
20代より島田音楽院でギター演奏法、音楽史、音楽理論の指導を受ける。
伊藤日出夫氏、サムエル・マーチン氏、池田五郎氏よりフラメンコギターのレッスンを受ける。
USOや軍のクラブで演奏活動を始める。
現在、親富祖ギター教室講師を務める。
『沖縄地方のクラシック・ギター史』については、「地理的分類」では「九州エリア」に分類されるでしょうが、「文化・歴史的文脈」として捉えれば、「沖縄地方」として捉えることができます。
琉球王国の歴史、独自の言語・音楽・芸能文化、戦後の米軍統治など、九州とは異なる歩みを持っています。
第2次世界大戦末期では、日本全国いたるところで壊滅的打撃はうけたものの、日本で唯一地上戦の場となった沖縄。
1952年~1972年の返還までの期間、アメリカ施政権下に有った沖縄は、本土九州エリアとして一括りにはできないと考えるからです。
1945年3月23日から始まった『米軍の空爆と艦砲射撃』。まる3か月、晴雨にかかわらず、沖縄は艦砲射撃に痛めつけられつづけられ焦土化する。
そのような中では、すべての資料は灰と化し、「文化」等は生き残った人たちの伝聞でしか残せなかったでしょう。
依って、沖縄エリアのクラシック・ギターの歴史は戦後の「アメリカ統治下」のポピュラー音楽・ロック音楽の台頭時期に始まったと考えるのが妥当かと思います。
[*転載]
『沖縄戦による被害状況(人的・物的双方)の全体像は、いまだ明らかになっていない。他の都道府県のように、国による戦災調査が実施されることが現在までに一度もなかったからである。
沖縄県の推計によれば、沖縄戦では、日本側だけで約18万8000人が戦死したが、その半数は日米両軍の戦闘に巻き込まれた民間人であった。その数は約9万4000人と推計されているが、軍人・軍属として動員された沖縄出身者2万8000人余りを含めると、県民の戦死者は12万人を超える。
しかし、これらの数値は、戸籍など一切の基礎資料が戦争で失われたため、概数に過ぎず、いまだ正確な数は不明である。
[転載元]:The University of Osaka Institutional Knowledge Archive/戦争による人口構造の変化と人的被害の諸相―沖縄と「本土」を比較して 北村 毅
1990年(平成2年)11月16日に行われた第29回 県民コンサート -ギタリスタス・デ・オキナワ- のパンフレット「ギターの歴史」の文章中に、「沖縄において本格的なギターが紹介されたのは戦後の事である。 宮里茂、島田桂昌、古堅義雄、親富祖徳盛らがコンサートを催しギターの普及に貢献した。」とあります。
1924年 (大正13年) | 首里(スイ、しゅり)に住んでいた上江洲由文(うえず よしふみ)氏、マンドリンを本土より持ち帰る。[*1] |
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1929年3月23日 ~ 4月12日 |
同志社大学マンドリンクラブ 第1回 沖縄公演 グリークラブ、プリムローズクラブ、SMDの合同選抜チーム : 那覇YMCAの招き [*2] 31日:那覇日本基督教会で賛美礼拝。4月1・2・4日:那覇市公会堂で演奏会。 3日:首里市師範学校で演奏会。 7日:大義丸で出港。名瀬経由。 10日:鹿児島港入港。 |
1945年 | 沖縄戦~米軍占領開始(ポツダム宣言受諾) |
1945年頃 | 古堅良雄 この頃ギターを始める |
1946年 | GHQ覚書により北緯30度線以南が日本から分離 |
1950年 | 沖縄住民向けラジオ局「琉球の声」が米軍政府管理下で放送開始 |
1951年 | 「琉米文化会館」が設置される。[名護、那覇、石川] |
1951年頃 | 古堅良雄 ジャズ軽音楽バンドに入りテナーサックスを担当 |
1952年 | 「琉米文化会館」が設置される。[宮古、八重山] |
1952年4月28日 | サンフランシスコ講和条約 発行(アメリカの施政権下に置かれた) |
1953年頃 | 宮里 茂 この頃ギターを始める |
1959年 | 沖縄テレビ開局(白黒放送) |
1960年 |
琉球放送テレビ開局(白黒放送) ラジオ沖縄開局 |
1960年11月3日 | 日本獣医畜産大学ギター同好会設立(設立者:与那嶺久雄) |
1960年頃 | 島田桂昌 この頃帰沖 |
1961年3月 | 那覇琉米文化会館合唱団設立 指揮者宮里進正 当初80人 |
1961年11月 | 平岡養一 木琴リサイタル |
1962年3月13日 ~3月20日 |
同志社大学マンドリンクラブ第2回 沖縄公演 14日:首里政府立盲唖学校慰問演奏会。15日:琉球放送テレビ出演。 16日:石嶺児童閣ほか慰問演奏会。那覇琉米文化会館。那覇演奏会。於RBCホール。 17日:沖縄テレビ出演。コザ演奏会。コザ琉米親善センター。18日:那覇演奏会。昼夜2回。RBCホール。 19日:米軍テレビ出演。20日:名護演奏会。於名護琉米文化会館。 |
1962年3月24日 | 鳩山 寛 バイオリンリサイタル |
1962年4月 | 那覇琉米文化会館合唱団が那覇混成合唱団と改称 |
1962年頃 | 島田桂昌 第1回ギターリサイタル |
1963年4月 | 琉球大学ギター同好会結成(設立者:海勢頭豊) |
1963年7月 | 沖縄音楽文化協会(音協)設立。中山良彦会長・真栄城事務局長。 |
1963年7月 | 巌本真理 バイオリンリサイタル/音協主催 |
1963年頃 | プロムジカ弦楽合奏団/音協主催 |
1963年頃 | 天野告朗・仲野喜久夫/音協主催 |
1963年頃 | 島田桂昌 第2回ギターリサイタル |
1963年頃 | 武蔵野芸大弦楽合奏団/音協主催 |
1964年 | NHK沖縄総局設置 |
1964年6月 | ウィーン少年合唱団来沖 |
1964年頃 | オペラカルメン/音協主催 |
1964年頃 | ニューグレンミラーオーケストラ/音協主催 |
1964年頃 | 『フォーコインズ/音協主催 |
1964年頃 | 井口基成/音協主催 |
1964年頃 | 原 信夫とシャープ&フラッツ/音協主催 |
1964年頃 | 秋満義孝とクィンテットと岸 洋子/音協主催 |
1964年頃 | 水野与旨久/音協主催 |
1964年頃 | 石井好子/音協主催 |
1964年頃 |
第13回 九州ギター音楽コンクール 谷桃子バレエ白鳥の湖/音協主催 |
1964年頃 | 辻 久子/音協主催/font> |
1964年頃 |
日本女声合唱団/音協主催 |
1964年頃 |
平井丈一郎/音協主催 |
1965年3月6日 | 明治大学マンドリンアンサンブル 38名 琉大体育館 |
1965年3月26日 |
法政大学ギター演奏会第1回沖縄公演 26日コザ 27日タイムスホール 28日琉大 青山雅彦団長34人 |
1965年4月 | 琉球大学ギタークラブとして正式に出発 |
1965年5月 |
音協主催によって音協合唱団誕生のちの沖縄混成合唱団。 弦楽教室も誕生し長嶺安一理事が指導 |
1965年5月7日 |
松田二朗(晃演)ギターリサイタル 音協主催。 7日 宮古文化会館,8日 興業ビルホール/八重山,9日 琉大ホール |
1965年6月25日 | 沖縄音楽家協会結成 上原信平会長,山本厚副会長 |
1965年9月24日 | 音協9月例会 江藤俊哉リサイタル、ピアノ 鷲見五郎 琉大ホール |
1965年頃 | ジミー田中とトップハッターズ/音協主催 |
1965年頃 | 薗田憲一とデキシーキングス/音協主催 |
1965年頃 | 宮沢明子/音協主催 |
1965年頃 | 栗林義信/音協主催 |
1965年頃 | 古典音楽協会弦楽合奏団/音協主催 |
1965年頃 | 五十喜芳/音協主催 |
1965年頃 | 斉藤勝とファンキーシックス/音協主催 |
1965年頃 | 大阪フィルハーモニー交響楽団/音協主催 |
1965年頃 | 能楽と雅楽芥川也寸志講演会/音協主催 |
1966年2月14日 | 島田桂昌カワイ音楽教室ギター科生徒募集の新聞広告 |
1966年2月19日 | 音協 2月例会 松下修也チェロリサイタル ピアノ鷲見五郎 新報ホール |
1966年3月22日 | 音協 3月例会 イングリットヘブラー 琉大体育館 |
1966年4月1日 | 牧野哲仁この頃ギターを始める |
1966年4月 | ベンチャーズ来沖(62年初来日以後4回来日) |
1966年6月8日 | 「島田桂昌」第3回ギターリサイタル 琉球新報ホール |
1966年10月22日 | 「宮里 茂」第1回ギターリサイタル 琉球新報ホール |
1968年 | 沖縄テレビと琉球放送テレビ、カラー放送開始 |
1968年6月22日 | 古堅良雄 第1回ギターリサイタル 那覇琉米文化会館,新報ホール |
1970年 | 古堅良雄ギター教室を開講する |
1970年 | 古堅良雄ギターリサイタル 名護北部会館 |
1971年 | 沖縄返還協定締結 |
1971年6月2日 | 古堅良雄ギターリサイタル 琉球新報ホール |
1971年9月23日 | ジークフリート べーレント ギター演奏会 バークナー劇場 |
1972年(昭和47年) 5月15日 |
沖縄返還協定発効 沖縄復帰記念式典挙行、沖縄県設置 NHK沖縄放送局発足 |
1975年 | 古堅良雄リサイタル 那覇市民会館大ホール |
1976年1月14日 |
4人によるジョイントコンサート,那覇市民会館中ホール 牧野哲仁,上原 薫,島袋省二,崎山朝吉 |
1976年4月1日 | 沖縄県ギター連盟設立 |
1977年2月20日 | 沖縄県ギター音楽コンクール 第1回 沖縄県ギター連盟主催,浦添市民会館大ホール |
1977年3月19日 | 渡辺範彦ギターリサイタル 主催 沖縄県ギター連盟,那覇市民会館大ホール |
1977年6月12日 | ギターの夕べサロンコンサート 沖縄県ギター連盟主催,A&E |
1977年6月 | 沖縄マンドリンアンサンブル第1回演奏会,那覇市民会館 |
1977年10月30日 | 九州ギター音楽コンクール(第23回),牧野哲仁 3位入賞 |
1978年2月11日 | 沖縄県ギター音楽コンクール 第2回 沖縄県ギター連盟主催,労働福祉会館 |
1978年4月16日,17日 |
高田鍵三(フラメンコ・ギタリスト)ギターコンサート 高橋ギター企画 [主催]ギターラウンジアルハンブラ・[後援]沖縄県ギター連盟 於 労働福祉会館 4月17日 於 中頭教育会館ホール |
1978年7月9日 |
ギター名曲コンサート 於 糸満中央公民館 (牧野哲仁,渡嘉敷 弘,新垣達男,東風平朝盛) |
1978年8月 | 季刊「クレッシエンド第8号」沖縄県ギター連盟発行 |
1978年8月20日 | 東風平朝盛ギターリサイタル,1812年コンサートホール |
1978年頃 | ギターの夕べ第1回 沖縄県ギター連盟主催,中頭教育会館 |
1978年10月10日 | 九州ギター音楽コンクール(第24回),東風平朝盛 2位入賞 |
1979年2月10日 |
沖縄県ギター音楽コンクール 第3回 沖縄県ギター連盟主催,労働福祉会館大ホール |
1979年4月21日 |
牧野哲仁 第1回ギターリサイタル 21日中頭教育会間,28日労働福祉会館 |
1979年頃 |
ギターの夕べ第2回 沖縄県ギター連盟主催,労働福祉会館 |
1980年2月17日 |
沖縄県ギター音楽コンクール 第4回 沖縄県ギター連盟主催,興南高校体育館 |
1980年頃日 |
ギターの夕べ第3回 沖縄県ギター連盟主催,宜野湾市民会館 |
1981年2月11日 |
沖縄県ギター音楽コンクール 第5回 沖縄県ギター連盟主催,沖縄市民会館大ホール |
1981年4月6日 | 新田宗彦ギターリサイタル 賛助:鈴木 巌 那覇市民会館中ホール |
1981年5月30日 | 東風平朝盛ギターリサイタル,沖縄ジャンジャン,客演:平得慶子 |
1981年10月00日 | 九州ギター音楽コンクール(第27回),上原 章3位、大城 忠4位入賞 |
1981年10月28日 |
ギターの夕べ第4回/沖縄県ギター連盟主催 28日中頭教育会館,30日労働福祉会館 |
1981年12月20日 |
第6回ギターの夕べ がじゅまる保育園(名護) (上原 章、大城忠、東風平朝盛、玉城隆。牧野哲仁) |
1982年1月31日 |
沖縄県ギター音楽コンクール 第6回 沖縄県ギター連盟,沖縄市民会館大ホール |
1982年3月23日 |
牧野哲仁第2回ギターリサイタル 23日沖縄市民会館,25日労働福祉会館 |
1982年4月1日 | 沖縄ギター音楽院開設 |
1982年4月24日 |
山下和仁ギターリサイタル 琉球放送主催,沖縄県ギター連盟後援,那覇市民会館大ホール |
1982年6月9日 |
ギター音楽の愉しみ第1回(沖縄ギター音楽院開講記念コンサート),沖縄ジャンジャン (牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸) |
1982年7月27日 |
ギター音楽の愉しみ 第2回,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,上原和代,真玉橋朝申,ジョンランビー |
1982年8月13日 |
ギター音楽の愉しみ 第3回/星空にひろがる愛の夢,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸 |
1982年8月15日 | やしの実コンサート/音楽振興会,本部公民館 |
1982年9月16日 |
ギター音楽の愉しみ 第4回/トレモロの名曲たち,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸 |
1982年10月24日 |
沖縄県ギターフェスティバル合同演奏会 沖縄県ギター連盟主催,沖縄市民会館大ホール |
1982年10月31日 |
ギター音楽の愉しみ 第5回 ギター名曲の旅,沖縄ジャンジャン (牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸) |
1982年11月7日 | 九州ギター音楽コンクール,上原 章1位入賞 |
1982年11月17日 |
ギター音楽の愉しみ 第6回/ギターに盗まれた名曲たち,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸,東風平朝盛 |
1982年11月28日 |
やしの実コンサート第15回 音楽振興会,読谷村福祉センター |
1982年11月日 |
沖縄マンドリンアンサンブル 第6回演奏会 那覇市民会館,沖縄市民会館 |
1982年12月5日 |
九州ギター音楽コンクール 第29回 上原 章1位入賞記念祝賀会 |
1982年12月10日 | 大城松健ギターコンサート 沖縄ジャンジャン |
1982年12月23日 |
ギター音楽の愉しみ 第7回 ギターアンサンブルの贈り物,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸 |
1982年頃日 | ギターの夕べ 第6回 沖縄県ギター連盟主催 |
1983年4月10日 |
松田弘二・知花弘雄ジョイントギターリサイタル 沖縄県ギター連盟主催,沖縄市民会館中ホール |
1983年4月20日 |
ギター音楽の愉しみ 第8回/ギターで奏でる沖縄の童歌,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸,杉本信夫 |
1983年5月3日 | みんなの音楽会/沖縄ギター音学院,那覇教育会館ホール |
1983年5月13日 | ギターコンサート(宜野湾高校) |
1983年6月17日 | 沖縄の現代作曲家展83’/RBCホール,牧野哲仁 |
1983年10月10日 |
第29回 九州ギター音楽コンクール 大博多ホール大城 忠1位入賞 新里欣伸2位入賞 |
1983年11月24日 |
知花 章[声楽家]・ナポリの歌 牧野哲仁,上原章,大城忠,新里欣伸 24日労働福祉会館,26日沖縄市民会館中ホール |
1983年12月7日 |
山下和仁&福岡モーツァルトアンサンブル ジョイントコンサート 九州文化協会・沖縄県主催,浦添市民会館大ホール |
1983年12月11日 |
九州ギター音楽コンクール 上位入賞記念ギター演奏会/琉球放送主催,RBCホール 牧野哲仁,東風平朝盛,上原 章,大城 忠,新里欣伸 |
1983年頃 |
知花 章・ナポリの歌,プリマ,知花 章 牧野哲仁,上原章,大城忠,新里欣伸 |
1983年頃 |
知花 章・ナポリの歌,沖縄ジャンジャン,知花 章 牧野哲仁,上原章,大城忠,新里欣伸 |
1984年1月7日 |
ギター音楽の愉しみ 第9回/ギター名曲の旅,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城忠,上原章,新里欣伸 |
1984年3月9日 |
ギタージョイントコンサート/主催 中部労音・共催 沖縄県ギター連盟 宜野湾市民会館(大ホール) 牧野哲仁・大城忠・上原 章・新里欣伸・東風平朝盛 |
1985年3月31日 | 大城 忠ギター教室 第4回発表会,南風原町中央公民館ホール |
1985年6月23日 |
沖縄・長崎・広島3つのレクイエム/琉球放送主催,那覇市民会館大ホール 長崎ギター合奏団,山下和仁,沖縄県ギター連盟,坂田 明,野坂恵子 |
1985年8月10日 |
ギター音楽の愉しみ 第10回,沖縄ジャンジャン 牧野哲仁,大城 忠,上原 章,大城安博,小波津英人 |
1986年2月27日 | やしの実コンサート/音楽振興会,大平養護学校 |
1986年4月22日 |
南マットグロッソ州姉妹提携祝賀会,ハーバービューホテル 牧野哲仁 |
1986年5月10日 | 牧野哲仁ギター教室 第1回発表会,カトリック文化センターホール |
1986年10月10日 | スペインギターコンクール(第4回)、大城 忠4位入賞 |
1987年2月19日 |
ギタリスタス・デ・オキナワ 第19回県民コンサート 沖縄県・恩納村教育委員会主催,恩納村立コミュニティセンター 牧野哲仁,上原章,松田弘二,新田宗彦,大城 忠,久保 諭,平良優子,屋宜政敏 |
1987年6月17日 |
ギタリスタス・デ・オキナワ,第20回県民コンサート 沖縄県・竹富町教育委員会主催,波照間中学校体育館 牧野哲仁,上原章,松田弘二,新田宗彦,久保 諭,清水 良 |
1987年6月21日 | 大城 松建ギターリサイタル(帰国記念),名護市民会館大ホール |
1987年7月5日 | 上原 章・久保 諭ジョイントコンサート |
1987年11月19日 |
ホセ・ルイス・ゴンザレスギターコンサート オキナワプロアルテムジカ主催,沖縄県ギター連盟協賛,那覇東町会館 |
1988年1月15日 |
ギター二重奏の夕べ,沖縄ジャンジャン 比嘉 進,渡久地政幸 |
1988年6月2日 | セゴビア忌 |
1988年6月25日 |
フェスタセゴビアーナ/沖縄ギター協会主催,東町会館大ホール 牧野哲仁,大城忠,上原章,松田弘二,新田宗彦 |
1988年10月20日 |
ギタリスタス・デ・オキナワ 第24回県民コンサート 沖縄県・知念村教育委員会主催,久高小中学校体育館 牧野哲仁,上原章,松田弘二,新田宗彦,大城 忠,松田弘三,古謝美佐子,大工廻朝清 |
1988年10月9日 | スペインギターコンクール(第6回)、大城 忠2位入賞 |
1989年8月12日 |
ギターの夕べ 第9回/沖縄ギター協会主催,沖縄市民会館中ホール 牧野哲仁,大城忠,上原章,松田弘二,新田宗彦,石川栄尚 |
1989年10月25日 |
ギタリスタス・デ・オキナワ 第27回県民コンサート 沖縄県・宜野座村教育委員会主催,宜野座村中央公民館 牧野哲仁,上原章,松田弘二,新田宗彦,石川栄尚,古堅良雄,知名尚一 |
1990年1月21日 | エドワード・テリーギターリサイタル,ヒューマンステージ,ゲスト屋良文雄,ホセ・テリー |
1990年9月30日 | 玉城 隆ギターリサイタル,名護市民会館 |
1990年11月16日 | ギタリスタスデオキナワ,第29回 県民コンサート/沖縄県・北大東村主催,,北大東島離島振興総合センター,牧野哲仁,上原章,松田弘二,石川栄尚,新田宗彦,古謝美佐子 |
[*年譜参照元]:牧野哲仁ホームページ/「沖縄ギター界の歩み」より
[*年譜参照元]:沖縄県公文書館/Wikipedia/国立公文書館(1945~1972年:本土復帰までの主な出来事とメディア機関の復興)
[*1]:沖縄におけるマンドリン史/マンドリン年表(沖縄)
[*2]:同志社校友会 沖縄県支部/活動報告/同志社大学マンドリンクラブ沖縄公演
[*3]: 音協 : 沖縄音楽文化協会 ?
このページでの紹介人物 :
・親富祖徳盛
・古堅良雄
・宮里 茂
・牧野哲仁
・松田弘二
・大城 忠
・新里欣伸
・東風平朝盛
・上原 章
・新田宗彦
・大城 松建
・玉城 隆
[*挿画出典]:牧野哲仁ギターホームページ
[プログラム]
J.S.バッハ・・・・・・・・・・リュート組曲 第1番 ホ短調
J.S.バッハ・・・・・・・・・・シャコンヌ ニ短調
J.ハイドン・・・・・・・・・・アンダンテとメヌエット
F.ソル・・・・・・・・・・・・モーツアルトの主題による変奏曲
-休憩-
H.ビラ―ロボス・・・・・・・・前奏曲と練習曲
M.C.テデスコ・・・・・・・・・ラ・グワルダ・ギダドーゼ
M.ラベル・・・・・・・・・・・パバーヌ
H.F.ハーテグ・・・・・・・・・ギターのための独奏曲
S.ベーレント編曲・・・・・・・世界民謡集
プログラム表紙の上段記載が「THE RYUKYUAN - AMERICAN CONCERT SERIES」となって居ます。「琉米文化会館」は、戦後沖縄における文化復興と米琉交流の象徴的施設であり、教育・文化・地域活動の拠点として重要な役割を果たしました。復帰とともに姿を消しましたが、その足跡は沖縄の近代史に深く刻まれているようです。
『THE RYUKYUAN-AMERICAN CONCERT SERIES』1971年9月23日にフォート・バクナー劇場(米軍施設)で開催されたジークフリート・ベーレント(Siegfried Behrend)ギター演奏会のプログラムに記載されている名称です。
主催:米軍文化部門またはUSCAR(琉球列島米国民政府)文化交流部門、会場:フォート・バクナー劇場(沖縄・北中城村にある米軍施設)、目的:沖縄住民と米軍関係者の文化交流促進に有ったものでしょう。
琉米文化会館は、米国民政府が設置した文化交流施設であり、図書館・ホール・集会室などを備え、演奏会や講演会も頻繁に開催されていました。
※琉米文化会館(Ryukyuan-American Cultural Center)演奏会は1971年、琉米文化会館が活動していた最終期(~1972年)に該当しており、演奏会は米軍文化部門による主催です。
琉米文化会館も米国民政府の文化部門が運営しています。
「THE RYUKYUAN-AMERICAN CONCERT SERIES」は、琉米文化会館が関与する広義の文化交流プログラムの一環として、米軍施設と連携して実施された可能性があります。
琉米文化会館が「文化交流のハブ」として機能していたことを考えると、企画・広報・人材紹介などで関与していた可能性は十分にあります。
[参照]: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』/琉米親善
[*挿画出典]:牧野哲仁ギターホームページ
[曲目]
チェロ組曲 第3番 BWV1009・・・・・・・・・・J.S.バッハ
リュート組曲 第4番 BWV1006・・・・・・・・・・J.S.バッハ
-休憩-
パイパーのガリアルド・・・・・・・・・・ダウランド
2つのメヌエット・・・・・・・・・・・・ラモー
ベネズエラ・ワルツ・・・・・・・・・・・ラウロ
マドローニョス・・・・・・・・・・・・・トローバ
アストウーリアス・・・・・・・・・・・・アルベニス
カバティーナ組曲・・・・・・・・・・・・タンスマン
[*左より]:牧野哲仁・上原 章・新里欣伸・大城 忠・東風平朝盛
主催:中部労音 共催:沖縄県ギター連盟
いま沖縄のギター界が、全国の関係者から注目をあびています。というのも、あの天才ギタリストと評価されている、山下修や山下和仁を生み出したレベルの高い九州ギター音楽コンクールで1977年第23回コンクールの牧野哲仁の三位入賞をかわきりに、東風平朝盛、上原章とつづき、昨年は一位(大城忠)、二位(新里欣伸)と沖縄勢が占めたのであります。しかも驚くべきことに、子のギタリスト達はほとんど独学で研鑽を積み上位入賞をはたしたという事です。
県ギター界を代表して、この5人のギタリスト達が、1日も早く全国各地で演奏活動ができるよう願ってやみません。
(今回のプログラムは初めてギターの演奏会に足を運んでくださる方にも、ギターの持つ魅力を知ってもらえるよう考慮してみました。)
[転記]:牧野哲仁ギターホームページ/1984年3月9日 ギター ジョイント・コンサート序文より
[*左より]:上原 章・新田宗彦・牧野哲仁・松田弘二
このページでの紹介人物 :
・親富祖徳盛
・古堅良雄
・宮里 茂
・牧野哲仁
・松田弘二
・大城 忠
・新里欣伸
・東風平朝盛
・上原 章
・新田宗彦
・大城 松建
・玉城 隆
兵庫県生まれ
沖縄育ちで島田桂昌氏のクラシックギター演奏に感銘を受ける。
20代より島田音楽院でギター演奏法、音楽史、音楽理論の指導を受ける。
伊藤日出夫氏、サムエル・マーチン氏、池田五郎氏よりフラメンコギターのレッスンを受ける。
USOや軍のクラブで演奏活動を始める。
現在、親富祖ギター教室講師を務める。
[出典]
:平成20年10月5日 チャリティコンサート・プログラム 「プロフィール」より
:第27回県民コンサート-ギタリスタス・デ・オキナワ-演奏者紹介より
沖縄 アルハンブラ・グラナダ 店主
ギタリスト
[参照]:牧野哲仁ギターリサイタル・プログラムより
牧野哲仁ギターホームページ
[*参照]:2016年グランパ ジャズ オーケストラ コンサート リーフレットより
ギターによる おきなわメロディー 島唄ギターの世界[*参照]:1984年ギタージョイント・コンサート 演奏者プロフィール
[*参照]:1984年ギタージョイント・コンサート 演奏者プロフィール
東風平朝盛ギターリサイタル・プログラムより
[*参照]:1984年ギタージョイント・コンサート 演奏者プロフィール
沖縄県那覇市生まれ
1974年より1980年まで鈴木巌氏に師事
鈴木巌氏の高弟によるジョイントコンサートメンバーとして活動
定期演奏会に毎年出演し好評を得る。
1976年から鈴木巌氏の代講師をつとめ、主に小中学生・高校生のギターを指導。
現代ギター音楽協会沖縄支部長
新田ギター教室主宰。
大城松健ギター教室
日本・スペインギター協会理事
[*プロフィール参照]:茨木市クラシックギターフェスティバル 演奏者プロフィールより
[*プロフィール参照]:玉城 隆ギターリサイタル プロフィールより